「年金は毎月18万円もらっています。家賃も含めて生活費は10万円以内で暮らしていますが、十分幸せです。物価の安いフィリピンにいれば何も困りません。それに私には若い奧さんもいますから、ハハハハハ」
スマホのスクリーンの向こうで、2日後に古希を迎える中澤久樹(69歳)さんが、豪快に笑った。少し日に焼けた、健康的な肌に黄色いTシャツ、短パンというラフな格好で、「長袖や長ズボンは買わないから服にお金は使いません」とまた笑う。常夏の国、フィリピンの平均気温は27度だから、1年中、Tシャツと短パンでも平気だ。
一軒家の家賃は約1万6000円
中澤さんは現在、フィリピン中部のセブ州マクタン島にある2階建ての一軒家で、40歳年下の妻、エメリーナさん(30)と6歳の息子と3人で暮らしている。家賃は8000ペソ(約1万6000円)。1階がキッチンに居間、2階は3部屋という間取りで、決して大きくはないが、3人で暮らすには十分だ。中澤さんは、私が書いた『脱出老人 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち』(小学館文庫)にて、最初に登場する「脱出老人」である。
日本では現在、年金をめぐる「2000万円問題」が騒がれ、7月の参院選の争点にまでなっている。その話に及ぶと、中澤さんは「話題になっているのは知っています」と言った上で、こう力説した。
「老後の生活の質はピンからキリまであるのに、一律にいくらと決めるのはダメだと思います。質素な生活ができる人もいるし、豪華な生活を望む人もいる。色々な価値観がある中で、老後の生活費を決めること自体がおかしいのではないですか? 日本での年金生活は大変かもしれませんが、物価の安い国なら十分満足に生活できますよ」
「生活費以外は、妻や子供のために貯金しています」
麻生太郎財務相兼金融相が受け取りを拒否した金融庁の報告書には、夫婦の老後資金に「2000万円が必要」という試算が盛り込まれていた。3000万円が必要とする経産省の試算も明らかになり、老後への不安が高まっている。だが、支給年金の範囲内で生活している中澤さんのような海外移住組には、その金銭感覚がピンとこないかもしれない。特に中澤さんの場合は、老後の資金が必要どころか、年金の一部をこつこつ積み立てているというのだ。「10万円の生活費以外は、妻や子供のために貯金しています。将来、土地と家を買って残してあげたいのです」
金融庁の試算は、彼ら海外移住組には必ずしも当てはまらない。
金融庁の試算よりも年金支給額は少ないが……
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、平成29年10月1日現在、海外に在留する日本人の総数は約135万人。平成元年から倍以上に増えた。中澤さんのような永住者は、このうち約48万人で年々増加傾向にある。フィリピンの在留邦人数は1万6570人で、永住者は5423人と全体の3分の1を占める。
中澤さんが出身の高知県からフィリピンへ移住したのは、今から8年前のことだった。その背景には、日本で送る老後への不安があった。
「仕事を引退して年金が下りるようになったらフィリピンに移住しようと思っていました。私の年金額は、一般的に言われる月額平均には及ばない。だから持ち家があっても日本では十分に暮らせないでしょう。それだったらフィリピン人の妻もいるから、持ち家を処分して物価の安いフィリピンで生活するのが一番良いなあと思っていました」
中澤さんはこれまで、漁師や建築関係、ガスの営業などの仕事に従事し、中でももっとも長く勤めたのはタクシー運転手だった。年金を支給され始めた時は、月額換算で12万円。65歳になって、エメリーナさんと子供の加給年金が加わり、現在の支給額は18万円に増えた。それでも金融庁が示した、年金を中心とした1カ月の平均収入21万円を下回る。中澤さんは持ち家を売り払ったため、日本で暮らすとしたら、余裕はほとんどないだろう。
うちの父親は80になってからガンになったけど、こまめに通院しているおかげで早期発見し、手術で完治できた。父によればガン手術経験のある老人は、ご町内にも多いとか。今や回覧の訃報連絡はほぼ90代。医療の質と量が、日本国民の長寿を支えてる
8090そう変わらん。
ボケて家族に馬鹿にされてまで長生きする理由が分からん
脳梗塞で手足に麻痺、もしくは寝たきり
きっついでえ
少なくとも、この部分だけは圧倒的に正しい。
日本で若者に負担かけてる老人に比べたらかなり良い
ある日突然寝てる間にパタッてな
10年以上前から家で死にたいと定め、遠出(車で30分以上)はしなくなり、無駄な延命措置は止めてくれと言い、最後は95で寝ている間に大往生
普段は曲がって伸びなかった腰も膝も、不思議なことに最後は真っ直ぐ伸ばして逝ったよ
フィリピン人女性は、自然の恵みに囲まれた豊饒な風土の中で代々育ったから、金銭感覚がルーズだ。
教育次第だと思うけどね
幸せならどちらもいいね。
年取ってから慣れない国の田舎で生活とか、
並みの奴だと無理だぞ
このおっさんが自分で幸せと思ってるならそれでいい
同じことを別の日本人がやって、20代の美人の奥さんがいても 本人が幸せと思えなければそれはそれ
安いワンルームで1万ペソ以上するから
この先急激な円安になったら終わり。
金を全部取られて困窮している例も聞く
円安になっても最悪その収益で暮らせる。
だが特定の女性と親密になるのは禁物だ。情を絶対に移してはいけない。
若いお手伝いをとっかえひっかえ雇って、贅沢三昧の方が安全だからな。
『死んだことを誰に伝えたらいいか、ワカリマセンデシター』とか片言の日本語で言いそう
日本人もそうだが、受け取った額の3倍の罰金刑を科すべき
若い女は死んで財産が転がり込むことをあてにしてるかもしれんしw
ゴーゴーバーみたいなところだとなあ
しかし、フィリピンは事情が苦しいのでまともな人もかなりそちらに流れてる
運が良ければ二流のビレッジに引籠って暮らせる
ただ日本人の口にフィリピン料理は合わない辛うじてシニガン位かね
後メジャーな島以外住むのは止めとけイスラム系のヤバいのがウヨウヨ居るから
金が有れば別だが兎に角金が全ての国
かなり難しいというか無理じゃないだろうか
コンドミニアムを借りた方が良い
歯が無くなって行くと死が近ずくんだよな
あーハイハイwって気分になる
しかし年取りすぎだな
50代とかの方が楽しいし、よりよい子を捕まえられると思うが
勿論金で解決できる問題だがそういう人種の移住じゃあるめえ
フィリピンに行く時点で人生詰んだ
基本的に善な人間だから、相手は
悪人捕まえる馬鹿なら知らんけど
でもその後、いよいよ本当に身体が動かなくなり、会話も困難になってくると、カネだけ奪われ、捨てられるというのは、良くある話だよ。
人生の大半をラリアで過ごしたから、ラリアで暮らすという退職者は多いが、本当に衰えてきたら、ほとんど全員が日本に戻る。
一応先進国だろ?メルボルンとか住みやすい都市世界トップが2位だけど何の問題があるんだ?
60過ぎて40歳下の奥さん貰って、子供まで作って月10万で家族で生活して8万を家族の為に貯金してる
騙されて金むしり取られるとか言ってる人いるけどそれなら子供まで作らんだろう
特に病気になった時は不安が大きい
爺さんが殺されても、住民票上は生きていることにして、年金をもらい続けることにならないのかな
この人はショッピングモールの店員捕まえたみたいだから全然違うと思う
ただマジで保険金や財産目的で、問答無用で殺されるからね。
ぶっちぎりで日本人の男はフィリピンで殺されてるからね。
何処でも殺されるなら、せめて若いメスと交尾してから殺されたくない?
記事にあるセブは観光地だから参考にならないが、フィリピンの地方なら月収5000~10000円程度がいいところ
これが20~30年で縮まるという指摘も中国見ればあまり当てはまらないのが分かる
年月が経っても底上げはなくて格差が拡がるだけ
フィリピン人同士の結婚でも旦那働かなくても彼女ら一生懸命自分たちが働いてるからね
男性に対するケアや態度は素晴らしいものがある
金がなくなった途端消される
いろんな人生があるのだろう
人生は一度だし
若い奴らはせっせと働いて年金払えよw
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